夏休み3日目
釣りに行ってきたよ。
うん。へたれフィッシャーマンだから、もちろん管理釣り場。 管理釣り場が何なのかわからない人に「管理釣り場とは」と解説してあげたいところだけども、いいことなんてこれっぽっちも無いのでやめときます。 ◆朝6時過ぎ:チンプ号で出発。 ◆朝8時半頃:恩方ます釣り場に到着。 ◆同時刻:こんな感じの釣り場。先客ゼロ。爆釣の予感。 ◆朝8時45分:第一投目ルアー投入。普通なら劇アツの第一投。しかしこれがスルー。嫌な予感漂う。 ◆9時:管理人現る。バケツに入った魚(ニジマス)を我々の目の前で放流し去っていく。裏口入学で両親が校長に現ナマを手渡す場面を目の当たりにしたような、なんとも言えない気まずい雰囲気。 けど、これが管理釣り場。 ◆9時1分:龍、管理人が放流したての魚を釣り上げる。魚としては、「イケス→バケツ→川→龍の手の中」という最悪の人生を辿ったことになる。 ◆11時:この時点で、まこっちゃん1匹・龍2匹のマスをゲット。俺はゼロ。ていうかオカシイ。なぜならここは管理釣り場。釣れて当たり前の世界。だって目の前で餌に飢えた魚を放流してんですよ。けど釣れない。オカシイ。しかも、土曜のこの晴れ日に俺ら以外の客はゼロ。オカシイ。何かある。あまりに釣れないので、つまみとして食べていたチップスターを一枚、手の中でこっそり砕き、それを川の水に湿らせて「練り餌」を用意。他のみんなに怒られないように、こっそりルアーの針先につけて川へ投入。魚、ノーリア。練り餌には興味無しとのこと。俺、なすすべ無し。 ◆11時半頃:とりあえず今ある3匹を焼いて食うことに。釣れた魚を管理室?に持って行き、はらわた取りと塩振り、くし刺しを頼む。すると、管理人のオヤジ。 開口一番こう言いやがった。 「やっぱ、ダメ?」 ・・・何それ。やっぱ、って何それ。 このオヤジ、釣れない事を知ってやがった。 「魚がすれちゃってね。食いつき悪くなってるでしょ?」 オヤジ、その通り。 「ルアーのとこでしょ? 餌釣りやってみれば、あそこで。やっちゃっていいからさ、ルアーに餌付けて。」 おいオヤジ。ルアー(疑似餌)に餌(本物)付けるってのは、俺がさっきこっそりやった「釣り人としては邪道も邪道」の行為だぞ。それを公にやれと。しかも、俺たちは、ルアーをやるためにルアー料金払ってんだぜ。 (ルアー釣りと餌釣りでは料金が若干違います。また、釣る場所も分けられてます) 「うちらもさ、魚があんまり釣れないとすれちゃって釣れない魚ばっかになっちゃうからさ、回転させなきゃなんないんだよ。 餌使えばバンバン釣れるからさ、やっちゃっていいよ。」 この時点で、この管理人の言ってることはめちゃくちゃですね。「ふざけんな!」とぶち切れてもいいと思います。けど、宮崎県民集団の出した回答は、「もちょっと頑張ってダメだったら餌試してみます」。 で、飯の用意。3匹のコレ。 ◆12時過ぎ:やっとこさ焼けた昼飯のマス。 ◆1時頃:釣れない。やっぱり釣れない。というか、朝一の時間帯釣れないんだから、昼に釣れるわけがない。 ◆1時半頃:管理室に餌を買いに行く。ぶどう虫という、カブトムシの幼虫の孫みたいな虫。 ◆1時45分頃:ルアーの先の針にぶどう虫、疑似餌の真下に生餌というオカシナ仕掛けの釣りが開始される。そして、オヤジの言っていた通り、魚が釣れはじめる。俺もようやく1ゲット。龍もそこそこゲット。まこっちゃんに至っては爆釣モード。本人のコメント。 「つかんだ。」 ◆3時頃:釣り終了。記念写真を撮る。ヤケクソなポーズが釣果を物語っている。 ◆3時半:片道二時間かけて来たのに、3500円払って入場してんのに、そして何より「管理釣り場」なのに、しかも「餌釣り」で1匹しか釣れなかったという結果にむしゃくしゃして、高速を使うことに。びびりながらも130キロくらいでぶっ飛ばして帰宅。 ◆今の心境:もういかね。
by gero_2
| 2005-10-18 23:18
| 普通の話
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